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日本語

Feature31 Dec 2024


2025年、楽しみにすべき10のトピック

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The Japan National Stadium (© Getty Images)

2025年の陸上界には、心を躍らせるエキサイティングな大会が数多く予定されています。

今年は、4つのワールドアスレチックシリーズの大会が開催されます。その幕開けとなるのが、3月に中国・南京で行われる世界室内陸上競技選手権です。

最も注目すべきは、9月に開催される東京2025世界陸上競技選手権大会。東京大会への道のりは、ダイヤモンドリーグやコンチネンタルツアーといった1日開催の主要競技大会に出場することにより切り開かれます。多くのアスリートにとって、これらの大会では、新たな決意が示され、ライバル関係が再燃することになるでしょう。

ここでは、今年一年、楽しみにすべき10のトピックを紹介します。

1. 東京2025世界陸上競技選手権大会

東京2020オリンピックから4年、世界トップレベルのアスリートたちが再び東京に集結し、東京2025世界陸上が開催されます。今回、東京は無観客開催によりオリンピックを会場で観戦できなかった、多くの陸上ファンで国立競技場を埋め尽くす絶好の機会を迎えます。200以上の国と地域から集まる2000人以上のアスリートが、9日間にわたる白熱の競技で競い合い、49種目のタイトルを目指します。世界最大級のスポーツイベントのひとつであり、世界中の注目を集める大会となるでしょう。チケットの一般販売は1月31日から開始いたします。ファンの皆さんは、大会の最新情報を受け取ることができる東京2025世界陸上ファンIDの登録をぜひお忘れなく!

ノア・ライルズ、アンドレ・ド・グラス、ケニー・ベドナレク、東京2020オリンピック

東京2020オリンピックでのノア・ライルズ、アンドレ・ド・グラス、ケニー・ベドナレク ( © Getty Images)

2. 南京2025世界室内陸上競技選手権大会

陸上ファンにとって、今年最初の世界大会を待つ時間は短いものとなりそうです。3月21日から23日の3日間、中国・南京で世界室内選手権が開催されます。この大会は記念すべき第20回目を迎え、約120か国から500人以上のアスリートが、26種目でメダル獲得を目指して競い合います。前回大会(2024年グラスゴー)では、フェムケ・ボルとデヴィン・チャールトンが世界新記録を樹立し、大会を象徴する瞬間を生み出しました。二人が再び南京でさらなる成功を目指す姿を見ることができるかもしれません。

フェムケ・ボル、グラスゴー2024世界室内陸上競技選手権の400mで優勝

フェムケ・ボル、グラスゴー2024世界室内陸上競技選手権の400mで優勝 ( © Getty Images)

3. 広州2025世界リレー

5月、再び中国で繰り広げられるハイレベルな陸上競技の舞台で、アスリートたちは東京2025世界陸上の出場権を目指して競います。5月10日と11日に中国・広州で開催される第7回世界リレー選手権では、男子・女子4×100m、4×400m、そして混合4×400mの種目で世界陸上の出場枠が争われます。さらに、今大会で初めて混合4×100mがプログラムに加えられる予定です。

世界リレー

世界リレー(©Francesca Grana)

4. サンディエゴ2025世界ロードランニング選手権大会

9月26日から28日、サンディエゴの街がロードレースの祭典で世界中の注目を集めます。大会の最前線ではエリートランナーたちが、マイル、5km、ハーフマラソンの各種目で世界タイトルを懸けて争います。一方、一般ランナーも参加できるマスレースが同時開催され、ランニングを愛するすべての人々が一緒になって楽しめる大会となっています。3日間にわたるプログラムは、9月26日(金)のマイル種目で幕を開け、28日(日)のハーフマラソンで締めくくられます。

リガ2023世界ロードランニング選手権の男子5kmのスタート

リガ2023世界ロードランニング選手権の男子5kmのスタート(©Adam Nurkiewicz)

5. 主要競技大会

今年も、陸上の主要競技大会が世界のトップアスリートたちの舞台となり、4つのワールドアスレチックシリーズに向けた準備が本格化します。各大会では、選手たちが激しい競争の中で自身の実力を示し、存在感を示そうとします。注目の大会には、ワンダダイヤモンドリーグワールドアスレチックコンチネンタルツアーが含まれるほか、世界室内ツアークロスカントリーツアー混成競技ツアー競歩ツアーなども年間を通して開催されます。これらの大会は、アスリートたちが最高のパフォーマンスを発揮するための重要な大会となります。

デヴィン・チャールトン、ニューヨークで世界記録を樹立

デヴィン・チャールトン、ニューヨークで世界記録を樹立 (© Getty Images)

6. ロードレース

トラックやフィールドを離れた場所でも、年間を通じてワールドアスレチック認定のロードレースが多彩なアクションを繰り広げます。1月から12月までのスケジュールで、計14のレースがプラチナラベルに認定されています。その幕開けとなるのが、1月5日開催のC&D中国・厦門マラソンです。このトップクラスのプラチナラベルシリーズには、ベルリン、ボストン、シカゴ、ロンドン、ニューヨーク、東京で行われるアボットワールドマラソンメジャーズが含まれます。さらに、2024年11月に第7のメジャーとして加わったシドニーマラソンもラインアップに加わり、世界中の注目を集める壮大なロードレースシリーズとなっています。

ルース・チェプンゲティッチ、シカゴマラソンで優勝

ルース・チェプンゲティッチ、シカゴマラソンで優勝 (© Getty Images)

7. 世界マウンテン&トレイルランニング選手権大会

9月25日から28日にかけて、スペインのカンフランク=ピリネオスで、世界のマウンテン&トレイルランニングファンの注目が集まります。第3回目を迎えるこの大会では、4日間のエリートレースプログラムが展開されるだけでなく、夏を通じて行われる文化的・レジャーのフェスティバルも同時開催されます。約70か国から1700人のアスリートが参加予定で、大会プログラムには、アップヒルマウンテンランニング、アップ&ダウンマウンテンランニング、ショートトレイル、ロングトレイル、U20のアップ&ダウンマウンテンの種目が含まれます。

カンフランク・カンフランクでは、2つのゴールドレベルのヴァルシールマウンテンランニングワールドカップのレースが開催

カンフランク・カンフランクでは、2つのゴールドレベルのヴァルシールマウンテンランニングワールドカップのレースが開催 (© Ruben Fueyo)

8. 注目の直接対決

2025年の陸上界では、至る所でエキサイティングな直接対決が見られることでしょう。以下は注目のライバルたちです:

これらはほんの一例に過ぎません。世界タイトルが懸かるこの一年、すべての種目で白熱した競争が繰り広げられることが予想されます。

ジュリアン・アルフレッド、パリ2024オリンピックの女子100mで優勝

ジュリアン・アルフレッド、パリ2024オリンピックの女子100mで優勝(© Getty Images)

9. 世界記録

2024年には合計28件の世界記録が樹立しました。そのうちの3件はモンド・デュプランティスによるもので、25歳のデュプランティスは棒高跳びの世界記録をすでに10回更新しています。ポーランド・シレジアで開催されたダイヤモンドリーグでは、6.26メートルの新記録を達成しました。昨年、世界記録を複数回更新している選手には、フェムケ・ボル、シドニー・マクラフリンレブロン、デヴィン・チャールトン、アグネス・ジェベト・ゲティチ、ベアトリス・チェベトがいます。これらの選手たちは、2025年にもさらなる歴史を作ろうとするスター選手たちです。

モンド・デュプランティス、シレジアで圧巻のパフォーマンス

モンド・デュプランティス、シレジアで圧巻のパフォーマンス (© Marta Gorczynska)

10. 新たなスター

スター選手たちが注目を浴びる一方で、若手の選手が新たに台頭し、スター選手の仲間入りを果たすのを見るのはいつもワクワクします。昨年のライジングスターであるマッティア・フルラーニセンボ・アルマユーといったU20の選手たちはすでにシニアの舞台でその実力を示しており、今年もその勢いをさらに強めたいと考えていることでしょう。

センボ・アルマユー、リマで世界U20障害のタイトル獲得

センボ・アルマユー、リマで世界U20障害のタイトル獲得(© Christel Saneh for World Athletics)

2025年には数多くの大会が予定されています。年間の陸上競技大会を把握するためにカレンダーを同期させて、決定的瞬間を逃さないようにしましょう。