World Athletics President Coe Meets with Governor Koike: "Inspiring dreams in the next generation” (© Tokyo Metropolitan Government)
5月7日の「キッズ・アスレティクス・デー」のこの日、ワールドアスレティックスのセバスチャン・コー会長が来日し、東京2025世界陸上財団及び日本陸上競技連盟会⾧の尾縣貢会長とともに、東京都の小池百合子知事と面会を行い、東京2025 世界陸上を「こどもに夢を届ける大会」としていくことを合意しました。
小池知事は、「いよいよ本番。世界陸上の開催まであと4ヶ月となり、東京でも大会に向けた盛り上がりが日ごとに高まっております。観戦チケットも大変売れ行きがいいようでございます。」と述べ、本番に向けて世界陸上財団と共に準備を一層加速させていく決意を示しました。また「東京都は、世界陸上財団と連携し、大会の観戦招待や、国立競技場を使った競技体験、さらにはこどもたちにも運営に参加をしてもらうなど、未来を担うこどもたちに向けたさまざまな取組を進めております。ぜひとも、今回の世界陸上をこどもに夢を届ける大会として、皆さんの記憶に残る大会にしたいと思っております。」と、大会への熱い思いを語りました。
©東京都
コー会長は、「これまでの報告や現地の視察を通じ、準備が順調に進んでいることを実感しており、大変嬉しく思っております。」
「東京2025大会を、2025年に行われる世界最大級のスポーツイベントとして確実に成功させ、若い世代も巻き込みながら進めていきたいという思いを、改めて強くしております。また、バトンプロジェクトについては、東京で約1,400校・60万人の児童・生徒を対象に取り組みが進められていると伺っており、非常に意義深く、素晴らしい活動だと感じております。」と喜びを表明しました。
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尾縣会長からは、「多くの都民、そして国民の皆さんに、すべての瞬間がSUGOI(すごい)世界陸上をお届けしたい、ドキドキ、ワクワクを感じていただきたいと思います。特に未来を担うこどもたちにはこの東京2025世界陸上が自らの成長、そして、変化のきっかけになることを願っております。
本日は、バトンプロジェクトの一環として、都内すべての小学校にお届けするバトンをお持ちしました。今年の『キッズ・アスレティクス』のテーマは『リレー』であり、こどもたちに夢を届ける大会の実現に向けて、今回の取り組みはその連携の第一歩として非常に意義深いものと考えております。私たち3人の思いを込めて、こどもたちに夢と希望をつなぐバトンを託したいと思います。」と抱負を語りました。
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東京2025世界陸上は2025年9月13日から21日まで、国立競技場をメインスタジアムとして開催される予定です。