The Spanish mixed 4x400m team celebrates at the World Athletics Relays Guangzhou 25 (© Getty Images for World Athletics)
2025年5月11日(日)、中国・広州で開催された広州2025世界リレー(World Athletics Relays Guangzhou 25)の最終日を終え、新たに30チームが東京2025世界陸上のリレー種目への出場権を獲得しました。
大会2日目には、男女4x100m、男女4x400m、男女混合4x400mの各種目で6チームずつが東京2025世界陸上の出場権を確保。初日の10日(土)に40チームが出場権を獲得しており、11日(日)に行われた敗者復活ラウンド(第2次予選)を経て、合計70チームが東京行きを決めました。
10日(土)に出場権を得たチームは、同時に世界リレーの各決勝にも進出し、賞金と世界陸上での優先レーン獲得権をかけてレースを行いました。
フル出場を決めた国は?
ベルギー、フランス、イギリス、アメリカの4カ国は、全5種目すべてで出場権を獲得。カナダ、中国、ドイツ、イタリア、ポーランドの5カ国は4種目で出場権を確保しました。
決勝では記録ラッシュ!
- アメリカは男女混合4x400mで大会新記録となる3分09秒54をマークして優勝。
- スペインは女子4x400mで新たな国内記録となる3分24秒13を叩き出しました。
- 南アフリカは男子4x400mで今季世界最高の2分57秒50を記録。
- 女子4x100mはイギリスが42秒21で、男子4x100mは南アフリカが世界リードの37秒61で制しました。
- さらに、世界リレー初採用となった男女混合4x100mでは、カナダが40秒30で初代王者に輝きました。
今回の広州大会で大半の出場枠が決まりましたが、残された各種目2枠(計10枠)は、2024年2月25日~2025年8月24日の世界ランキング上位記録に基づいて決定されます。
東京2025世界陸上リレー種目出場チーム一覧(全70チーム)
女子 4x100m
ベルギー、カナダ、チリ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、ジャマイカ、オランダ、ポーランド、スペイン、スイス、アメリカ
男子 4x100m
オーストラリア、ベルギー、カナダ、中国、フランス、ドイツ、ガーナ、イギリス、イタリア、日本、ケニア、ポーランド、南アフリカ、アメリカ
女子 4x400m
オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、イタリア、ノルウェー、ポーランド、南アフリカ、スペイン、スイス、アメリカ
男子 4x400m
オーストラリア、ベルギー、ボツワナ、ブラジル、中国、フランス、イギリス、ジャマイカ、ケニア、オランダ、ポルトガル、カタール、南アフリカ、アメリカ
男女混合 4x400m
オーストラリア、ベルギー、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、イタリア、ケニア、ポーランド、南アフリカ、スペイン、アメリカ
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