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Feature05 Jul 2024


陸上競技・山西 利和|普通の中学生が、世界一の競歩選手に。

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Toshikazu Yamanishi, one of the world's top-level racewalkers (© Yusuke Abe)

陸上競技・山西 利和|普通の中学生が、世界一の競歩選手に。自分なりの答えを探して、今日も歩く。

オリジナル掲載日:2023.10.30

高校時代に競歩に出合い、メキメキと頭角を現していった山西 利和選手。自国開催が決まった東京2020オリンピックでメダルを獲ることを夢見て競歩に邁進し、見事銅メダルを獲得。世界陸上では2019年のドーハ大会、そして2022年のオレゴン大会で金メダルを獲得。世界トップレベルの競歩選手となった今、東京2025世界陸上にかける思いを尋ねました。

 

山西 利和(やまにし・としかず)

1996年、京都府生まれ。京都大学卒業後、愛知製鋼に入社。高校から始めた競歩でインターハイ優勝、大学時にはユニバーシアード優勝と、世界でも世代を代表する選手へと成長する。社会人になり、初出場のドーハ2019世界陸上では20km競歩で金メダル。続くオレゴン2022世界陸上で2大会連続の金メダルに輝く。東京2020オリンピックでも銅メダルを獲得。

 

競歩には、僕のような普通の陸上選手でもチャンスがある

 

――山西選手は、なぜ陸上競技を始めたのですか?

中学生になったとき、自分ができそうなスポーツを始めようと考えた結果、その中では得意と言えるものが陸上競技でした。走るのは楽しく、練習もそれなりに真面目にやりましたが、陸上で何者かになろうなんてまったく考えたことはありませんでした。京都府の府下大会にも出られずに負ける普通の選手として3年間を終えました。高校でもその延長線上で陸上部に入りました。

 

――高校で競歩に出合ったのですよね。どんな出合いでしたか?

僕が中学生の頃は、中学校では全国大会につながる地方大会がなく、学校の部活動としてもほとんど行われていなかったと思います。だいたいの競歩の選手は全国大会につながる地方大会がある高校時代に、競歩と出合っているはずです。僕もそうです。 競歩をやっている1つ上の先輩がいたことや、熱心に指導している顧問がいたという、競歩にまつわる人との出会いがあったことと、競歩は競技者もそれほど多くない種目なので、上の大会を目指しやすいと言ったら語弊があるかもしれませんが、僕のような普通の陸上選手でもチャンスがあるのではないかという下心もあり、競歩を始めました。競歩の動きを見様見真似でやってみたら、思ったほど下手ではなかったような気もしたので、挑戦してみようかなと

 

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