World Athletics President Coe Meets with Governor Koike: "We’re Making Good Progress” (© Tokyo Metropolitan Government)
ワールドアスレティックスのセバスチャン・コー会長が来日し、東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長とともに、東京都の小池百合子知事と面会。世界陸上開催に向けた協力を依頼しました。
コー会長は「パリオリンピックとパラリンピックで日本のチームが素晴らしい成果を挙げたことをお祝い申し上げます。陸上チームの活躍は特に際立っており、大変喜ばしいです」と称賛。さらに、チケットについても「現在までに約17万枚が売れており、これは順調な滑り出しです」と述べ、大会準備が着実に進んでいることを強調しました。
また、東京2025世界陸上財団のスポンサー企業として7社目が発表されたことについても「これは非常に重要なマイルストーンであり、日本における陸上競技の人気を示すもの」とし、「ワールドアスレティックス会長として、満員のスタジアムを実現することが私の目標です」と抱負を語りました。
さらに、東京都主催の1年前記念イベントについて、「地元コミュニティへの働きかけが素晴らしく、イベントが大成功を収めたことを嬉しく思います」と喜びを表明しました。
小池知事は「東京の未来につながる大会の成果を最大限に引き上げるため、都として全力で取り組みます」と決意を表明しました。尾縣会長も「すべてのアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えます」と大会への思いを力強く語りました。
コー会長はまた、東京都議会の宇田川聡史議長を訪問。議長は「東京2020大会で成し遂げられなかった日本文化の発信を、来年の世界陸上を通じて実現したい」と述べ、都議会としても大会を全面的にサポートする姿勢を示しました。
東京2025世界陸上は2025年9月13日から21日まで、国立競技場をメインスタジアムとして開催される予定です。